2012年 01月 24日
一日一美術
綴りたいこと、いっぱいあったのに、
気が付いたら1月も後半になっていました。
今年こそは筆忠実なひとになろうと心に決めていたのですが・・
すでに実行できていないというヒドイ有様です。

しかし、昨年にひきつづき沸き上がる好奇心だけは旺盛で、
一つ一つ、やってみたかったことを潰していこうと、
こつこつ地道に実行中です。

傍からみるとプッと笑われてしまいそうなコトばっかりですが、
“やりたいことリスト”が次々に「済」になっていくのを見てはニンマリ。
1月前半は集中して展覧会巡りを楽しみました。
一日一美術週間の記録です。


シャルロット・ペリアンと日本展 @神奈川県立近代美術館 鎌倉
昔、随分と影響を受けたペリアン&コルビュジエを坂倉準三の空間で。
資料や図面が中心の展覧会でしたが、とても勉強になりました。
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ヴァレリオ・オルジャティ展 @東京国立近代美術館
じつはあまりよく知らなかったスイスの建築家でしたが、
その個性的な思想にすっかり魅了されてしまいました。
建築の大小に関らず1:33の縮尺でつくられた模型と、
「図像学的自伝」と呼ばれる図版から成る展示構成は斬新で、
インパクト抜群の造形物(建築)が生まれ出るに至った過程を、
彼の頭の中の“画像”からひも解いていく作業は、
まるでミステリー小説を読んでいるかのようで新鮮でした。
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メタボリズムの未来都市展 @森美術館
あまりの充実ぶりに2回も足を運んでしまいました。
22時まで営業してくれている森美術館は、
仕事帰りに立ち寄れる貴重な美術館。こんな美術館そうありません。
その日もたっぷり2時間、時間があると思っていたのに、
じっくりメモを取りながら廻っていたら全く時間が足りませんでした。
しっかり全部観るのに6時間くらいかかったのではないでしょうか。
それでもまだ観きれなかった資料などがたくさん。
エンドレスに続く百科事典の中を彷徨っているような気分でした・・
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会期中に菊竹清訓さんがお亡くなりになったニュースを聞きました。
本当に残念でなりません・・


★東京アートミーティング 第2回
建築、アートがつくりだす新しい環境ーこれからの“感じ”
@東京都現代美術館
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先日、ちょろっとお会いした建築家の近藤哲雄さんの作品もありました。
トランスゾーラー+近藤哲雄「クラウドスケープ」


2010年のヴィネツィア・ビエンナーレ国際建築展で、
約37万人が体験した話題の作品です。
太陽光発電により建物内に人工的に雲を発生させ、
建物内の階段を上り下りすることで、
雲の下、中、上を体験することができるというもの。
外から見ると、全体的に靄がかかっているようにしか見えませんが、
中には入ると・・おお〜!!!
飛行機から見るあの雲畑がありました。これはちょっと感動です。
3/22まで体験できるそうなので興味がある方は是非!


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せっかく清澄白河まで来たので清澄庭園を通り抜け、
現代美術の聖地?「丸八倉庫ビル」へも立ち寄りました。

オノ ヨーコ展「灯」@小山登美夫ギャラリー
荒川医&サージ・チェレプニンの音楽・美術インスタレーション展
@タカ・イシイギャラリー
佐藤忠良(銅版画)×土屋裕介「二人の彫刻家展」@KIDO press

和菓子のような色彩とどこか憂いを感じさせる土屋裕介さんの彫刻に、
胸の中をぐっと掴まれました。
無表情とも違う不思議な表情の女性像から目が離せなくなってしまい、
しばらくそこから動けませんでした。
久しぶりに心を揺さぶるすばらしい作品に出会った気がします。


こちらは昨年末に行ったものですが、
とても良かったのでついでに記録しておきます。

★刺繍家・藤田哲平さんの空中刺繍“ERIKA"@have cafe
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ヒンメリからインスピレーションを得てガラスビーズを多面体に組んだ、
時間と空間を漂うモビールERIKAの展示です。
刺繍作家の「空中に刺繍を刺す」という発想が面白いと思いました。



充実の前半。
後半・2月も意欲的にお出掛けに勤しみます!

by miomio0208 | 2012-01-24 11:08 | art|芸術


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